GMOクリック証券(FXネオ)の評判！メリットデメリットや口コミを紹介

GMOクリック証券は国内最大手のFX会社です。様々なメリットや信頼があるため、FX初心者の多くはこのGMOクリック証券を開設するでしょう。その具体的なメリットや信頼の所以を紹介していきます。

さらに、実際にGMOクリック証券で取引を行った人の口コミや評判を交えながら説明します。

GMOクリック証券(FXネオ)の特徴

GMOクリック証券(FXネオ)の基本情報

GMOクリック証券(FXネオ)の会社情報

GMOクリック証券の会社情報を一覧で表示します。会社情報は信頼になり得るので、開設する前には毎回確認しておく必要があります。

商号	GMOクリック証券株式会社 （英文：GMO CLICK Securities, Inc.)
設立	2005年（平成17年）10月28日
登録番号	関東財務局長（金商）第77号
代表者	代表取締役社長　鬼頭　弘泰
所在地	〒150-0043　東京都渋谷区道玄坂1-2-3 渋谷フクラス
資本金	43億4,666万3,925円
加入協会	日本証券業協会／一般社団法人 金融先物取引業協会／日本商品先物取引協会／一般社団法人 第二種金融商品取引業協会

さすがGMOグループと言ったところですね。資本金額も43億円あり、金融商品取引業者登録もされているので安心です。

GMOクリック証券(FXネオ)のメリットと良い口コミ・評判

GMOクリック証券FXネオには多くのメリットがありますが、その中から抜粋して4つを紹介していきます。

業界最狭水準のスプレッド

GMOクリック証券(FXネオ)の一番の魅力が、業界最狭水準を誇るスプレッドです。

スプレッドとは通貨の売値(Bid)と買値(ASK)の差のことであり、FXでは実質的なコストに当たります。

例えば、1ドルの買値が108.300、売値が108.298の場合、スプレッドは0.2銭(原則固定※例外あり)になります。この時1,000通貨の取引で2円の取引手数料となるため、スプレッドが小さいほど利益を出しやすいということになるのです。

現在、GMOクリック証券(FXネオ)のメジャー通貨ペアの業界最狭水準のスプレッドは、米ドル円0.2銭(原則固定※例外あり)、ユーロ円0.4銭(原則固定※例外あり)、豪ドル円0.5銭(原則固定※例外あり)、ポンド円0.9銭(原則固定※例外あり)と業界最狭水準となっています。

加えてGMOクリック証券(FXネオ)の取引手数料、口座開設費用、維持費用はすべて無料で、手数料をなるべく抑えたい方にはおすすめです。

高水準のスワップポイント

スワップポイントとは、高金利通貨を買い、低金利通貨を売ることで得られる金利差を指します。

例えば、南アフリカランド円の買いスワップが10,000通貨(1Lot)あたり90円で10,000通貨保持していた時、ポジションを持っているだけで1年間で合計36,500円の利益になります。

GMOクリック証券(FXネオ)のスワップは、トルコリラ円が7円、南アフリカランド円が160円、メキシコペソ円が260円と高金利通貨を中心に業界でも高水準をキープしています。

加えてドル円のスワップも214円前後と高い値を取っており、日ごろドル円のみを取引している場合にもお得です。

※スワップポイントは日々変動します。高金利の通貨を売り、低金利の通貨を買った場合はスワップポイントを支払う場合があります。

高機能な取引ツール

FXにおける取引ツールは、利益に直結する重要な要素です。

GMOクリック証券(FXネオ)では、代表的な取引ツールとして『はっちゅう君FXプラス』をはじめ、多くの取引ツールが提供されています。

『はっちゅう君FXプラス』は、操作性に特化したツールです。1クリックで新規注文、決済、ドテン注文が可能であり、さらに『Exモード』を利用することで約定スピードが従来の6倍に向上します。

また、定番のブラウザ版はシンプルな画面構成となっており、レートや取引情報からニュースや損益状況などを1画面にまとめて表示することができます。さらに、新たなチャートツールである『Platinumチャート+』も提供されています。

『Platinumチャート+』では、トレード上級者向けの多様な分析手法に対応しており、さまざまな描画方法によって取引をサポートしてくれます。

また、チャート上からニュースを確認することもできるため、値動きに影響を与えたニュースを即座に把握することが可能です。

さらに、GMOクリック証券(FXネオ)ではスマートフォンアプリを通じた取引も可能です。

24時間体制の充実したサポート

FXを始めたばかりの方は、「取りあえず口座開設したが、ツールの使い方がわからない」といった疑問や悩みが生じることが多いです。さらに、「出金方法はどうするのか？」、「確定申告は必要か？」など、さまざまな点で迷うこともあるでしょう。

GMOクリック証券では、これらの疑問や悩みに対してサポートを提供しています。具体的には、電話とお問い合わせフォームを通じて24時間体制でサポートを行っています。

お問い合わせフォームはインターネットから手軽に利用できますし、コールセンターの着信状況もどの時間帯でもおおむね85～100%の範囲で対応できる状態を保っています。

そのため、わからないことや困ったことがあれば、いつでも迅速に対応してもらえることがわかります。真夜中や早朝でもサポートが受けられる手厚い体制が整っているため、安心して取引に取り組むことができます。

GMOクリック証券(FXネオ)のデメリットと悪い口コミ・評判

残念ながら、GMOクリック証券にもデメリットが存在します。

少額取引ができない

FX初心者にとって、一気に多額の資金を投入することは抵抗があるかもしれません。そのため、現在では初心者でも始めやすい環境を提供している業者がいくつか存在しています。これらの業者は最小取引単位を1,000通貨に設定し、気軽にトレードできることをアピールしています。

たとえば、ドル円が100円の場合、1,000通貨の注文をすると取引金額は100円×1,000通貨で100,000円となり、レバレッジが25倍であれば必要証拠金は4,000円で済みます。これにより、初心者のハードルが下がります。

しかし、GMOクリック証券(FXネオ)では、南アフリカランド円とメキシコペソ円を除く通貨ペアにおいて、最小取引単位は原則として10,000通貨となっています。これにより、少額からのトレードが難しくなっています。

10,000通貨で取引を行うと、先ほどの計算結果である40,000円となります。初心者にとっては悩ましい金額かもしれません。

ただし、FXネオでは他の業者と比較しても競争力のあるスプレッドや高水準のスワップポイントなどのメリットがあります。そのため、取引単位の違いを考慮しながら、自身のトレードスタイルや目標に合った業者を選ぶことが重要です。

投資家セミナーが少ない

情報力に力を入れている多くの業者は、投資情報に特化したセミナーを頻繁に開催しています。特に最近ではオンラインセミナーの開催が増えており、情報力を高めるための取り組みが増えています。

一方、GMOクリック証券(FXネオ)は目立ったセミナーの開催は行っていないため、トレードの最前線にいる方々の情報や分析を求めている方には物足りないかもしれません。

もし自身のトレードを情報分析力で高めたいと思っている方は、他の業者を検討することをおすすめします。多くの業者が情報提供に力を入れており、セミナーや市場情報の配信など、さまざまな形で投資情報を提供しています。自身の投資スタイルや目標に合った情報提供の充実した業者を選ぶことが重要です。

GMOクリック証券(FXネオ)の取引ツール・アプリ

GMOクリック証券はブラウザ版やアプリ、スマートフォンでも取引しやすいように複数の取引ツールを用意しています。FX初心者や熟練者が使いやすいように考えられているため、長く愛されています。

ブラウザからお取引

GMOクリック証券(FXネオ)のブラウザ版取引画面はシンプルな画面構成で、レートや取引情報、ニュース、損益状況などをまとめて1画面に表示できるツールです。

この画面構成により、全ての取引が1画面で完結するため、初心者でも簡単で分かりやすい仕様となっています。

さらに、約定力に特化した『Exモード』も提供されており、最大注文発注量が多く、約定スピードが6倍速くなるため、サクサクとトレードを行うことができます。この機能は上級者にも満足度の高いシステムとして人気です。

これらの特徴により、GMOクリック証券(FXネオ)の取引ツールは使いやすく、初心者から上級者まで幅広いトレーダーに対応しています。

超高性能な専用チャート

GMOクリック証券(FXネオ)では、ブラウザインストール型のツールとして『Platinumチャート+』が提供されています。このツールは、多彩な機能、軽快な操作感、高いデザイン性の3つの特徴を備えたテクニカルチャートです。

『Platinumチャート+』を使用することで、自由自在に複数のチャートをレイアウトすることができます。これにより、相場のトレンドを簡単に追うことができます。

さらに、チャート上にニュースを表示する機能も備わっています。これにより、値動きに影響を与えたニュースが一目でわかります。

『Platinumチャート+』は使いやすく、豊富な機能を備えたテクニカルチャートツールです。相場の分析やトレンドの追跡に役立ちます。

デスクトップ専用アプリ

GMOクリック証券(FXネオ)の『はっちゅう君FX+』は、ブラウザ版の機能に加えて、1クリックで即時注文が可能な『スピード注文』機能も搭載しています。

スピード注文では、新規注文、決済注文、ドテン注文、同一通貨ペアの全ての決済注文を1クリックで操作することができます。さらに、ショートカットキーを設定することで、よりストレスフリーにトレードを行うことができます。

『はっちゅう君FX+』は無料で利用できるため、追加の手数料は発生しません。これにより、利便性の高いトレードツールを手軽に活用することができます。

ブラウザインストール型

GMOクリック証券(FXネオ)では、インターネットを使用しながらリアルタイムレートを確認するのに最適なツールである『FXツールバー』が提供されています。

FXツールバーは、Internet Explorerを使用している際に、GMOクリック証券以外のウェブページを閲覧していても、為替などのリアルタイムレートを確認することができる便利なツールです。

また、レートに加えて取引に関連するニュースも表示されるため、取引のチャンスを逃すことがありません。

さらに、経済指標や重要なイベント前にアラームを設定することもできるため、他の画面を見ていても安心して情報を受け取ることができます。

FXツールバーは、トレードに便利な機能を提供することで、よりスムーズな取引環境を提供しています。

スマホアプリ

現在、多くのトレードがスマートフォン上で行われています。そのため、スマートフォンユーザーにはiPhoneやAndroid向けのアプリ、『GMOクリック FXneo』がおすすめです。

『GMOクリック FXneo』は、従来のiClickFXneoプラスやFXroidプラスを大幅に進化させた最先端のアプリであり、多くのユーザーに支持されています。

例えば、チャート機能が強化されており、画面に表示されている『Actionボタン』をタップすることでチャート上のラインを簡単に動かすことができ、そのラインから注文を行うことができます。

また、分割チャート機能を使用すると、最大16チャートを同時に表示することができるため、テクニカル分析を行っているトレーダーにとって非常に便利です。

さらに、マーケット情報に関しても重要度に応じて表示することができ、視覚的にニュースを即座に判別することができます。

このアプリは、口座開設前でも無料で利用できるため、口座を開設しようと思っている方はぜひダウンロードしてみることをお勧めします。

モバイルからお取引

GMOクリック証券(FXネオ)では、他の携帯電話ユーザー向けのツールとして『モバトレ君』も提供されています。

モバトレ君は、外出先でもパソコンと同じレベルの取引機能を提供しており、通勤時間や休憩時間などの空き時間に手軽に取引を行うことができます。これにより、取引の機会を逃さずに活用することができます。

モバトレ君は、NTTドコモ、SoftBank、auの主要キャリアで利用することができます。各キャリアのユーザーであれば、自身の携帯電話を活用して便利な取引環境を構築することができます。

AndroidWear専用アプリ

GMOクリック証券(FXネオ)ではなんとスマートウォッチ向けのFXアプリ、『FXWatch!』も用意されています。

FXWatch!を使うと、時計と共に1～4通貨ペアの自動更新レートが表示され、外出時でも逐一レートが確認できます。

更にレート以外にも8種類のチャートが搭載され、気になる値動きには長押しでFXネオ取引専用アプリの『GMOクリック FXneo』が開きます。

そのまますぐに取引ができるので、忙しい方にピッタリなツールです。

GMOクリック証券(FXネオ)の特典情報

GMOクリック証券(FXネオ)のスプレッド

対円通貨ペアのスプレッドは以下になります。

ドル円	ユーロ円	豪ドル円	ポンド円
0.2銭(原則固定)	0.4銭(原則固定)	0.5銭(原則固定)	0.9銭(原則固定)
カナダドル円	ＮＺドル円	スイスフラン円	南アランド円
0.6銭(原則固定)	0.7銭(原則固定)	0.8銭(原則固定)※	0.9銭(原則固定)

FXネオでは、業界最狭水準のスプレッドを提供しています。※原則固定例外あり

トレードにおいてスプレッドやコストを重視している方にはうれしい業者です。

GMOクリック証券(FXネオ)のスワップポイント

2023年7月のスワップポイントの平均は以下になります。

ドル円	ユーロ円	豪ドル円	ポンド円
214円(買)	159円(買)	113円(買)	252円(買)
カナダドル円	トルコリラ円	メキシコペソ円	南アランド円
144円(買)	7円(買)	260円(買)	160円(買)

GMOクリック証券(FXネオ)のデモトレード

FXネオでは、PCブラウザ版とはっちゅう君FX+の2種類のデモ取引ツールが提供されています。

デモ取引では、初期仮想マネーの金額を10万円から9,999万円の間で自由に設定することができます。また、デモ取引の利用期間は登録から1か月間です。

PC版の他にも、アプリ版も用意されています。アプリ版ではデモトレードと本番のトレードを切り替えることができますので、デモ版で設定した内容をそのまま引き継ぐことができます。アプリ版を利用することで、スマートフォンやタブレットからもデモトレードを行うことが可能です。

GMOクリック証券(FXネオ)の取引時間

FXネオの取引時間は以下になります。

通常	サマータイム適用時
月曜日午前7時～土曜日午前7時まで	月曜日午前7時～土曜日午前6時まで

GMOクリック証券(FXネオ)の入出金方法

GMOクリック証券(FXネオ)では、即時入金サービスと振込入金の2種類の入金方法が用意されています。

即時入金サービスは、GMOクリック証券の会員ページで手続きを行った後、リアルタイムから数分以内に口座に入金が反映されるサービスです。手数料も無料で手軽に入金することができます。ただし、提携金融機関は限られており、GMOあおぞらネット銀行を含む12行のみが対応しています。自身が利用しているインターネットバンキングが対応しているかを事前に確認しましょう。

出金はマイページから出金依頼を行うことができます。出金依頼のタイミングによって、処理日が異なります。0時～3時30分、6時30分～15時までの出金依頼は翌銀行営業日に、17時～24時までの出金依頼は翌々銀行営業日に出金されます。土日や祝日の出金依頼も翌々銀行営業日に処理されますので、注意が必要です。

GMOクリック証券(FXネオ)のロスカットについて

ロスカットは証拠金維持率が50%下回った際に行われます。

この時発注中の全注文をキャンセルされ、全建玉の反対売買が行われます。

前提としてロスカットや強制決済はトレーダー側の損失をできるだけ抑えるためのシステムであり、いかにロスカットなどをされる取引を行わないことが重要になります。

自分の持つポジションが今後の相場次第で損失を生むかもしれないことを十分に理解し、ロスカットや強制決済をされないような安定した取引を心がけましょう。

まとめ｜GMOクリック証券(FXネオ)の総評

今回はGMOクリック証券(FXネオ)についてまとめていきました。

米ドル0.2銭(原則固定※例外あり)をはじめとした低スプレッド、使いやすいアプリなどが魅力で、現在FX口座数は60万口座を超えている優良な業者です。

ただ他社よりもスプレッドが広かったり少額取引ができなかったり、情報コンテンツがあまり充実していなかったりと気になる欠点もあります。

スプレッドの狭い業者を探している方やモバイル版での取引をメインにしている方にはおすすめな業者だと思います。